2007年12月2日日曜日

フィレンツェのクリスマス、そして慣れない現代美術・・

またイタリアにきてます、フィレンツェ。

ベネチア同様に観光客であふれてます。

日本語もよく聞こえてきます。

ツアーの旗もあちこちに。


さて今回のフィレンツェは、知人アーティストが出品する現代美術の展覧会のため。

「知人」なんて言ったら失礼かもしれません。

ドイツ人のベテラン作家ヒルデガルト・イエーケル(Hildegard Jaekel)さんです。http://www.hildegard-jaekel.de/

ArteMobile - Vom Stein zum Chip

アート・モビール -宝石から木切れまで

と名づけられた展覧会。

フィレンツェ(イタリア)とカッセル(ドイツ)が姉妹都市であり、

芸術文化交流の一環ではじまった現代美術のグループ展です。


会場はPalazzo Vecchioのホール。まさに観光名所中の名所!

市長もかけつけてのオープニング。

案内をもらってきた人、たまたま居合わせちゃった観光客も一緒に

ものすごい人垣のなかで行われました。


写真1>

会場入り口前に置かれたLorenzo Pezzatiniの作品。


写真2>

カッセルとフィレンツェ産の土をキャンバスに定着させたHildegard Jaekelの作品。

右の女性が本人です。

客が多かったせいもあり、つい踏んでしまいそうになる人に「ストップ!!」と

注意するために、ずっと自作から離れずにいました。

それでも何人かは踏んじゃってました・・・

本人曰く「ほんとに参っちゃうわ・・フィレンツェの人は現代美術に慣れてないのよね・・・」

確かに!カッセルはドクメンタで慣れてますからね!

写真3>

インク、こぼれっちゃってますけど?なAntonio Lo Pintoの作品。

万年筆の全長は小柄な大人の身長程度。


写真4>

Calzaiuoli通りのクリスマスイルミネーション。


この展覧会12月15日までやってますので、もしご旅行の際にはお立ち寄りください!無料です。(10:00-18:30)

伝統ある名画や彫刻をたっぷり味わった後に、現代美術をデザートにいかがでしょう!

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