2007年11月19日月曜日

ブルース・ナウマンでパフォーマンス!




 今年の ミュンスター彫刻プロジェクトでBruce Naumanが造ったSquare Depressionに触発された演劇グループが、そこでパフォーマンスを行うというので行ってきました。自宅から徒歩10分もかからない場所で、研究施設や大学のある一画です。

一つ目のパフォーマンスは、
詩人Rainer Schedlinskiの詩"Sprache ein offenes Gefängnis"(「言葉は開かれた牢獄」<訳は不安なのでどなたか問題があればご指摘ください)をベースにしています。

二つ目のパフォーマンスは、
小説家Konrad Bayerの詩"Die Vögel"(「鳥たち」)をベースにしています。

 合わせて20分ほどだったのですが、ブルース・ナウマンの造り出した異次元ともいえる空間をうまく活かしていたように思います。一つ目の方では、人類の進化の過程をあらわすようなシーンがあって、演者がコミュニケーションのために雄叫びのような発声をしたのですが、その瞬間、観客の飼い犬たちが一斉に吠え始めたのです!笑える話なのですが、これって実はすごいことなのかも知れませんね。言葉を使わない犬たちと、何らかのつながりを持ったわけですから!

 演じていたのは、Overberg-Kollegs Münsterという学校の演劇グループでした。ここは実業学校コースを経て専門職技術を習得した人が大学入学資格を得るための学校で、年齢も様々のようです。

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