クリスマスマルクト・ミュンスターその2です。
ほんとに色々な露店がでています。
一枚目は、石屋さん。いろいろな色の石や化石・・ 少年が興味深々で見入っていました。
二・三枚目は、クリスマス装飾グッズのお店。 キャンドルや星型照明カバーが見えます。 ちなみに家も、この星型をつけてます☆
あと二枚は、グリューワインを出す店です。
最初見たときには、 みんなマグカップで飲んでいるので
「あ~チョコレート(ココア)か何かかな~?」 と思ったのですが、
な~んか若干アルコールっぽい香りが・・
ってことで、
「これがクリスマス名物グリューワインか!」
と気づいた次第です。
果物とワインを煮込んで作るんだそうで、
ビタミンと甘みも合わさってめちゃめちゃ暖まりそうです。
今度飲んでみます!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
明後日から一週間ほどイタリア・フィレンツェに行って来ます。
ドイツ人アーティスト(けっこうお歳ですが)から
招待いただいた展覧会を観てきます。
2007年11月28日水曜日
クリスマスマルクト☆暖かなイルミネーションと屋台・・
美術ネタではありませんが「文化」ということで、クリスマスマルクトをレポートします。
今年初めて体験したドイツのクリスマスマルクト。 正確にはWeihnachtsmärkteです。 こういう催しがドイツ各地で行われています。 http://weihnachtsstadt.de/Markt/Muenster.htm さっそくミュンスターの写真を! ここは地方都市なのでそんなに大規模ということもないのですが、 それでもこの雰囲気!! 通り沿いの建物の窓辺には蝋燭を並べたようにも見える電飾、 既存の店も一斉にクリスマスに彩られ、 広場や路地は数多の露店が並んでいます。 青白い光のLED照明がほとんどないからか、 とても暖かく優しい雰囲気です。
2007年11月19日月曜日
ブルース・ナウマンでパフォーマンス!
今年の ミュンスター彫刻プロジェクトでBruce Naumanが造ったSquare Depressionに触発された演劇グループが、そこでパフォーマンスを行うというので行ってきました。自宅から徒歩10分もかからない場所で、研究施設や大学のある一画です。
一つ目のパフォーマンスは、
詩人Rainer Schedlinskiの詩"Sprache ein offenes Gefängnis"(「言葉は開かれた牢獄」<訳は不安なのでどなたか問題があればご指摘ください)をベースにしています。
二つ目のパフォーマンスは、
小説家Konrad Bayerの詩"Die Vögel"(「鳥たち」)をベースにしています。
合わせて20分ほどだったのですが、ブルース・ナウマンの造り出した異次元ともいえる空間をうまく活かしていたように思います。一つ目の方では、人類の進化の過程をあらわすようなシーンがあって、演者がコミュニケーションのために雄叫びのような発声をしたのですが、その瞬間、観客の飼い犬たちが一斉に吠え始めたのです!笑える話なのですが、これって実はすごいことなのかも知れませんね。言葉を使わない犬たちと、何らかのつながりを持ったわけですから!
演じていたのは、Overberg-Kollegs Münsterという学校の演劇グループでした。ここは実業学校コースを経て専門職技術を習得した人が大学入学資格を得るための学校で、年齢も様々のようです。
2007年11月16日金曜日
ハウス デア クンスト
ベネチアからの帰途、ミュンヘンに立ち寄りました。(11/13)
街の日陰には残雪が・・・寒いはずです。そんな中足を運んだのが、haus der kunstという美術館。館名をあえて訳すと「芸術の館」といったところでしょうか。ん?水戸にもそんなところがあったっけ!
そこでやっていたのが、Anish KapoorとRobin Rhodeでした。
アニッシュ・カプーアはイギリスを代表するインド生まれの彫刻家です。日本でも金沢21世紀美術館、原美術館、福岡市美術館などが所蔵しています。写真ではわかりにくいと思いますが、レールに沿って超微速で動いています。
ロビン・ロードはベルリン在住の若手アーティストで、グラフィティーやパフォーマンスなどストリート系の表現で注目され2005年のベネチアビエンナーレや横浜トリエンナーレにも出品しています。写真は、会場でのパフォーマンスの跡です。ビデオでも見応えがありました。
2007年11月12日月曜日
インタラクティブ(ベネチア・ビエンナーレ)
この五日間、関連展示も含めて全て観覧してきました。(展示期間終了のものは除く)
これが開会当初だったら、多分もっと必要だったと思います。
特に私の場合、気になる展示には長時間居座ってしまいますし、映像もじっくり見入ってしまいますので。とにかく一応一区切り。初めてのベネチアビエンナーレ観覧は幕を閉じたのでした。
今日はインタラクティブな作品で知られるRafael Lozano-HemmerのUnder Scanを動画で紹介します。床に寝転がっている人物(プロジェクターで投影)に鑑賞者が近づくと、その人物が目を覚まし様々な表情でアイコンタクトを送ってくるというものです。コンピュータ制御されたセンサーによって作動しています。また、鑑賞者の影に重なるというのもポイントだと思います。
閉館後、せっかくなのでガラスで有名なムラーノ島に渡り観光してきました。もう真っ暗なので景色も何もわかりませんが、何軒か開いているガラスのお土産屋さんを覗いてみました。
明日はドイツに帰ります。一路ミュンヘンに向けて。性懲りもなくまた鉄道で。
2007年11月11日日曜日
静と動?
何だか人が多い・・昨日までより明らかに・・よく考えると土日でした。普通の観光客に埋まりながらも今日も路地をたどってまわりました!
中からふたつピックアップ。 大御所Lee Ufanの<静>VS 若手Shih Chieh Huangの<動>とでもしておきましょうか。
まず<静>。写真の部屋の壁には直接絵の具で刷毛の跡のように描かれています。画像では浮いているように見えますが、スポット照明の効果です。そして奥の部屋に置かれた石。見る者にしばしの沈思をもたらします。
そして<動>。蛍光色を多用しブラックライトで輝かせています。電子機器(工作キットのような)を組み合わせて、動いたり膨らんだりととにかく騒々しく楽しい作品です。画面にはありませんが、テレビモニターに映し出された眼球の黒目の動きにセンサーが反応し、オブジェの作動が制御されています。
メイン会場を見ていたときには、やはり現代美術の万博!?だけあって賑わっているな~と思ったのですが、街に出て関連会場を回っていると意外に閑散としています。有名なサンマルコ広場のすぐ横にある展示でも、入る人は少なくてもったいないな~と思いました・・ツアーに組み込むのは無理なのでしょうが・・・
2007年11月10日土曜日
ベネチアビエンナーレ関連イベント
メイン会場以外の関連企画をみてきました。が、しかし!!
イタリア名物ストライキにあたってしまいました!ボートはごく一部しか運航されず、乗船に長蛇の列。
というわけで、細い、本当に細い路地をぬって点在する会場を回りました。途中、心優しいイタリア人のおじさんが道を教えてくれて別れ際に「チャオ!アミーゴ!」とかっこよく去っていったり、また今度は自分がフランス人の道案内をして「メルシー!ボク!」と感謝されたり・・まあよく歩きました。
今日も味わい深い作品展示に多々出会いました。その中から1会場。
And so it goesという企画で、Richard Deacon、Merlin James、Heather & Ivan Morisonが出品しています。作品もよかったのですが、それ以上に(失礼?)写真の展示空間に惚れてしまいました。こういう場所はあちこちあるのだと思います。
二枚目は帰りに歩いた路地です。なんか物騒な雰囲気ですが、この並びに何軒もホテルがあります。
2007年11月9日金曜日
爆笑!(ベネチアビエンナーレ鑑賞二日目)
メイン会場は、なんとか見尽くしました。「おおっ!」って展示には結構出会ったのですが、今日は特にロシアにやられました。
Alexander PonomarevのWindshield Wipersです。複数のモニターに映し出される世界のテレビ映像と、本物のワイパーと水を組み合わせたインスタレーション。
しばらくTV録画映像(多くの人が「なんだかな~」と苦笑してしまうであろう内容)が映し出され、それが水滴や水でぼやけていきます。すると「こんなものは消えてしまえ!」とばかりにワイパーが作動し、徐々に画面は美しいベネチアの風景にかわる・・・というものです。
写真は某国大統領がなにかのイベントで、上機嫌に踊っている場面です。これが出た時、会場に居合わせた全員で爆笑でした!
2007年11月8日木曜日
la Biennale di Venezia
2007年11月7日水曜日
Venezia
2007年11月6日火曜日
キーファー
今年初夏、グランパリで初回となるモニュメンタが開催され、キーファーの展示が行われたこと、ご存知の方も多いと思います。ホームページに画像や映像がありますのでご紹介しておきたいと思います。
http://www.monumenta.com/2007/
今日乗車したICEで、座席に置いてあるDBの冊子にキーファー特集が載っていたので。この記事、途中までは普通に書いてあるのですが、そこはやはりDB。最後の数行はしっかりと、ドイツ国内から鉄道でパリに行くICEや特別割引切符の詳細がありました☆
いよいよ明日はベネチア入りします!
http://www.monumenta.com/2007/
今日乗車したICEで、座席に置いてあるDBの冊子にキーファー特集が載っていたので。この記事、途中までは普通に書いてあるのですが、そこはやはりDB。最後の数行はしっかりと、ドイツ国内から鉄道でパリに行くICEや特別割引切符の詳細がありました☆
いよいよ明日はベネチア入りします!
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